歴史は客観視した方がいいんじゃないの?その本来的な意味で

レコードチャイナの記事なんで信憑性はアレだが、村上氏がこんな発言したようで:

村上春樹氏「日本は相手国が納得するまで謝罪するべき」=韓国ネット「日本はよくやった方」「韓国人が『誠意ある謝罪=金』と考えてるのが問題」 (Record China) - Yahoo!ニュース

 

一般的に極限的な状況に置かれた軍隊はひどい行いをする可能性が高いので、やっぱり戦争はいやだね、平和は大事だねとは僕も思うのだけれど、だからといって日本の過去の行いについて謝り続けろと言われてもピンと来ないんだよね。事の起こりはもう100年も前のことなんで、自分の生まれるはるか前のことなんか知らんがなという感じ。

 

謝るというのは極めて主観的(というか主体的というのかな?)な行為だと思うので、ピンときてない人に対して言い続けても逆効果だと思う。それの行き着く所はネトウヨのようにむやみやたらに反発し続ける人達を大量発生させ、さらにそれに反発するサヨクを拗らせている人々は先鋭化しカウンター化している。拗せサヨクの言説は残念ながら日本を貶めようとしているとしか見えないので、社会一般の反発を買いますます歴史を見つめなおす雰囲気は希薄していく。なんという悪循環。

 

何を言いたいかというと、もう謝らなくていいから歴史を客観視しましょう、という方がいいんじゃいかということ。謝り続けていないとまた間違いを犯してしまうほどバカなのかね、我々は?

 

平和を守ることと謝り続けることはイコールではないよ。